弱視のお話

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弱視とは?
子供の目の発達には、たえずものを見ている必要があります。
しかし、視力が発達する途中で、ものを見る訓練ができなかったら、視力の発達は抑えられ、止まってしまいます。
これを弱視といいます。

近視で眼鏡をかけると見えるようになる場合は、弱視とはいいません。

弱視の原因
弱視はものを見る訓練ができないと起きてしまいますが、その状態になる原因を解説していきます。

■遠視
遠視があると、近くを見るときも、遠くを見るときもはっきりと見えないため、視力が発達せず、
原因となる場合があります。


■斜視
斜視があると、両眼視ができないため、ものが二重に見えます。
ものが二重に見えると、脳が混乱するため、斜視になっている片方の目を使わないようになり、使わないほうの目が弱視になる原因になります。
これを「斜視弱視」といいます。


■その他
生まれつき、白内障などの目の病気がある場合や、乳幼児期に眼帯を長い間(3〜7日程度)つけたりした場合、ものを見る訓練ができずに、原因となる場合があります。

発見するためには
弱視は斜視と違い、注意していても分からないことがあります。
特に、片方の目だけが弱視の場合、良い方の目で普通に見ているため、気がつかないことが多いです。
視力検査を受けるようにしてください。

ご家庭で弱視を発見するには、
・テレビを前の方で見る
・目を細める
・いつも頭を傾けてものをみる
など、ものを見にくそうにしているしぐさに注意してください。

片目が良く見える場合は、なかなか気づかないので、片目を隠してカレンダーや時計などを、見せてみましょう。

少しでも異常に気づいたときには、眼科医の診察を受けてください。


弱視の治療
治療は、視力の発達が抑えられている期間や程度によって、
よくなる場合とならない場合があります。
3歳くらいまでに見つかると、治る可能性は高くなります。

弱視の治療法としては、遠視が原因の場合には、遠視用の眼鏡をかけます。
その他の場合の治療は、弱視の視力増強訓練の遮閉法という方法で行います。

治療の遮閉法は良いほうの目を隠すことで、弱視の目を無理に使う方法で、病院だけでなく、家庭でも行わないと意味がありませんので、家族の協力が必要となります。
遮閉法を行うときは、眼科医の指示に従ってください。

4歳児以上の治療では、視能訓練士による、機器を利用した訓練を行います。




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